2010年に読んだ本ベスト10
@stiloさんの企画「今年読んだ本から10冊選んでブログで発表しよう」が面白そうなので、10冊選びました。
あまり読まなかったなぁというのが実感ですが、とても有意義な本や雑誌に出会いました。
再度見直す機会を与えてくれた@stiloさんに感謝です。
では、カウントダウン開始です。
10.unicef news
時々届く機関誌です。今まで知らなかったことをたくさん教えてくれました。
- 5才以下の子供が毎年810万人死亡しているということ。
(1990年では実に1240万人が死亡していたが、unicefの取り組みでここまで減った) - 予防接種すら満足に行われていない、病院にすらかかれない現実があること
- 地震に襲われたハイチでは現在、コレラが蔓延していること
など、知らないことが多く、毎回驚いています。
視点を変えることの大切さ、自分で出来ることを考える大切さを教えてくれます。
エコ包装の雑誌は、unicefで知りました。包装せず、テープで留めているだけですが、これで十分だと思います。
9.Mars ★ Angel
林あまりさんの歌集。 今では手に入らないでしょう。
なかなか刺激的な歌がありますが、筆者は、机上でこれらの歌をひねり出すそうです。
様々な「感情」をキャプチャー(記録)する手段として、短歌や俳句は最高の手段だと思います。
趣味として長くつきあっていきたい分野に、気づかせてくれました。
→ 関連エントリー:自分の感情をキャプチャーする手段としての短歌・俳句
8.結果を出す人はノートに何を書いているのか
名古屋ライフハック研究会に来ていただいた美崎栄一郎さんの著書。
この本で紹介されている「母艦ノート」を本格運用しています。
同じく美崎さんの「成果を生む人が実行している朝9時前のルール」を読み、マインドマップ入りの名刺を作成しました。
内容もいいのですが、ビジネスマンの著者が、仕事をしながらこれだけの本を出しておられる。その活動力を知るだけでも、ものすごい刺激になりました。
7.ドラッカーへの旅
研修でよく、ビジネスマンはドラッカーを読め!と言われていたので、「経営者の条件」や「創造する経営者」を読んでいました。「もしドラ」も読みました(やはりこれが一番わかりやすい)。
そのドラッカーに筆者が直接取材し、ドラッカーの教えと共に、素顔のドラッカーを紹介しています。奥様へのプレゼントに関するシーンなんかは興味深いです。
またその思想がどこから生まれてきたのか。素晴らしい旅を体験できる本です。
ちなみに私が最も好きなフレーズは、「組織の活動に実質的な影響を及ぼすべき知的労働者は皆、エグゼクティブである」です。多くのビジネスマンは(ほとんどかも)、エグゼクティブなんですね。ワクワクしませんか?
6.君たちはどう生きるか
主人公コペル君とおじさんのやりとりを通して、人間として大切なことについて教えてくれます。
- 自分が感動したり感じたことから出発して、その意味を深く考えること
- 大きな失敗や後悔は苦しいが、その経験がなければわからないことについて、気づく力を与えてくれる
など、この年齢になっても多くの気付きを与えてくれました。
そして、おそらく作品の「おじさん」は私と同じくらいの年齢であろうと思われます。
これだけのアドバイスを与えられる人物になっているのかなと考えると、まったく怪しいものです。精進あるのみですね。
5.博士の愛した数式
会社のトップ二人と友人から薦められて読みました。
トップは、一時期影響を受けて、素数探しをやっていたようです(笑)。
自然の真理をシンプルな数式で表す数学は、美しいものですね。そういう感覚を、30年ぐらい前には持っていた気がします。
主人公がみた博士のノート、意味はわからない数字や記号が並んでいるだけだけど、美しいと感じているシーンが印象的。わかる気がします。
今私が惹かれるのは、美しい、エレガントなコード。私が書くプログラムを誰かが見て、「美しいね」と感じてもらえたら嬉しいですね。
その前に、きちんと動作して感動のサービスを提供することが先なのですが(笑)。
今、西三河朝会でお世話になっている@sazanami_jpさんから教えてもらった「エレガントな解答」を読んでいます。これも最高!
関連エントリー:「博士の愛した数式」を読んで、「美しさ」について思う
4.最後の授業
生きていることへの感謝と、毎日の時間を有効に使うことの大切さを、教えてくれました。
最後の授業の、映像もあります。とても勇気をもらった本です。
まだまだ、二日酔いや細事で時間を無駄にばかりしている自分が、あらためて情けなくなってきました。
これからは、心を入れ替えなければ。そう決意して、行動に移したいと思います。
本は、人に紹介してあげてしまったので手元にありません。また買おうかな(笑)。
3~2.プレゼンテーションzen、スティーブ・ジョブスの驚異のプレゼン
私自身、仕事でプレゼンする機会が多く、またトップがプレゼンする資料を作成する事も多いので、強烈なインパクトをうけました。
Death of PowerPointを地でいく資料ばかり作っていますね。両方の本からの気付きは、
- シンプルな資料
- 明確なメッセージ
- 練習
いつも資料作成時には思い出してわかっているのですが、これが実際には活かせていないのです。
いつかスティーブ・ジョブスのようなプレゼンを、トップにもやってほしいし、自分自身もやってみたいと思っています。
1.青が散る
この本が今年のベストです。
誰にも、現在の思考や行動の元となっている「原体験」がありますよね。
私がかなり大きな影響を受けているのが、学生時代に取り組んだテニスです。
トーナメントや団体戦で1つでも多く勝つことを目標として、コートで過ごした日々や試合のシーンと同じシーンを、この小説は見事に描いてくれています。 著者の宮本輝さんも、学生時代に体育会テニスプレーヤーですから、当然といえば当然かもしれません。
しかも舞台も非常に近く、私が実際に戦ったコートが物語に出ています。
私の原体験を鮮明に思い出させてくれる小説が存在し、本当に幸福です。
今年、激しくテニス熱が盛り上がっているのも、この小説を再読した影響ですね。
再読するきっかけを与えてくれた友人達に感謝です。
あなたの原体験と直結した本を、ぜひ探してみてください。生活全体のモチベーションが上がると思いますよ。
あらためて。読んだ本を見直すことは、とても有効ですね。
@stiloさん、素晴らしい機会をありがとうございました。

しんりん




右端が私です。



